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医学部・医学研究科紹介Faculty Introduction

医学部・医学研究科長メッセージ

医学部長・医学研究科長

医学は
人類の未来に希望を
与える夢のある学問である
医学部長・医学研究科長
服部 信孝
医学部によせて
自ら学び、考え、問題を解決する力の育成へ
近年の医学の進歩は目覚ましく、医学部の学生が修得しなくてはならない知識・技能は膨大なものとなっています。したがって、限られた授業時間のなかで充分な学習効果をあげるためには、皆さんの「学び」に対するactiveな姿勢が重要になってきます。医学部の6年間では、将来自分が医師や研究者として活躍するために必要な知識・技能・態度を勉強することになりますが、実は医学部卒業後も生涯を通じてこの「学び」に対するactiveな姿勢を保持し続けることが求められます。医学部教育において最も大切なことは、受動的に知識を取得するのではなく、自ら学び、考え、問題を解決する能力を育成することです。皆さんには自ら学習する習慣(passiveなものからactiveなものへ)を培ってもらいたいと思います。
大学院生が望む多様なキャリアパスを支援します
大学院医学研究科には2つの大きな役割があります。一つは、優れた研究者を育成することです。大学院は「研究の最前線」であり、研究技術を学ぶとともに、論理的思考力、科学的な目や批判力を養う重要な教育課程です。研究することは、研究者として解決すべき問題に対して、自分自身で考え、探求し判断する力を育成し強化します。探求心を持って研究することによって一度サイエンスの奥深さに触れると、自分の知る生命科学や医学の世界は一気に広がります。つまり、研究をすることは自らの可能性を大きく伸ばし、そして研究力のみならず教育力そして臨床の力の向上にもつながります。

大学院の役割のもう一つは、臨床医学、医療やスポーツ医科学などさまざまな分野の高度なプロフェッショナル、専門家を育成することによって、社会に貢献することです。医学の分野では、日々進歩する医学に常に向かい合う研究的な視点をもつ医師、Physician Scientistを育成し、臨床現場から発信すること、そしてその研究成果を医療・医学へフィードバックすることが大学院の極めて重要な機能と考えられます。

本医学研究科では、進路を大きく基礎医学者コースと臨床医学者コースに分け、いずれのコースでも大学院入学者の希望に添ったキャリアパスを支援するプログラムを整備しています。医学部出身者だけでなく他学部出身者も、国籍を問わず広く迎えて、幅広い領域において優れた研究者、高度な専門家を育成します。臨床医学者コースでは、博士(医学)の学位取得と関連学会等の認定医あるいは専門医資格を取得できる充実した教育が行われます。

大学院の教育・研究の大部分は、69の研究分野の研究室と12の各センターと16の寄付講座、そして20の共同研究講座と4つの連携大学院コース、および研究支援センターで行われます。これらの最新の設備を整えた施設を十分に活用して欲しいと思います。さらに 3,443床を有する6つの附属病院群は、安全で的確な医療技術・態度を習得し、また臨床研究能力を涵養する場であるとともに、新しい研究プロジェクトを提案できる場でもあります。この病院群が保有する豊富な臨床症例を有効に利用して、世界に発信してもらいたいと考えています。

新しい真実の発見を目指す研究者にも、高度なプロフェッショナルを目指す者にも若い情熱とエネルギーが必要です。本医学研究科はそのような意欲ある大学院生を歓迎するとともに、大いに期待しています。