学部紹介 医学部の特長

常にトップクラスの医師国家試験合格率

本学では近年の近年の医師国家試験合格率は全国平均を大きく上回っており、過去10年間・20年間の平均において全国第2位と高い合格率を維持しています。それは「国試をものともしない知性と感性、教養溢れる医師の育成を目指す」を念頭に全教員が熱意を持って教育に取り組んでいるためです。
医学部長を中心に教務委員会やカリキュラム委員会など各教育関係委員会が連携して、医学部1年次からそれぞれの年次に適した具体的な対策を明示しており、医学部6年次では卒業試験の精度向上と判定の厳格化を図っています。

医師国家試験 合格率推移

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知性と教養そして感性溢れる医師となるための教育と環境

本学では、学力を重要視することはもちろんですが、面接試験、小論文試験、小中高に至る評価表等を重視し、受験生の感性や医師となるべき人物・識見・教養などを見極めています。そして、独自のカリキュラムにより人体を総合的に学習できる教育や、少数グループに分かれて行う臨床実習を取り入れるなど、「仁」の精神を元に、互いに補いながら成長していける環境があります。このことは、高い医師国家試験合格率が維持されていることはもとより、本学入学者における退学や留年する学生が非常に少ない現状からもしっかりと証明されています。

医学研究のエリート育成

将来、研究医を目指す方のために、本学医学部には医学研究のエリート育成を目的とした『基礎研究医養成プログラム』があります。本プログラムでは1年次から特別カリキュラムが設けられるので早期に自身の研究をスタートでき、海外学会発表・留学に向けた英語指導などを受けながら、卒業までに大学院の単位(10単位)を前倒しで取得します。 希望者には4年次から最大7年間奨学金を受けることができ、研究医への道をサポートします(月額10万円)。大学院を修了し、博士号取得後には本学の助教として自らの研究を継続することができます。

「基礎研究医養成のための順天堂型教育改革」HP

最先端のICT教室で学ぶ

1年次の終盤から学ぶ本郷・お茶の水キャンパスでは、いよいよ医学専門教育が始まります。教育棟であるセンチュリータワーには、個人用のディスプレイが用意されている等、ICTを駆使した教室が完備されおり、ICTを活用した授業が行われています。