研究施設における安全衛生管理
1.安全衛生管理に関する本学の指針
- 大学院生と学部学生は、報酬を得ていないため労働基準法が定める労働安全衛生法の対象外ですが、院生等に対する安全衛生管理対策については、本学としても重要な課題と考え、学校教育法や学校保健法の規定を踏まえつつ、安全衛生に係る十分な指導や管理を積極的に行っています。
- 本学の安全衛生管理対策の基本的な考え方として、実験には一定のリスクが存在すると認識しています。これを限りなく減らすため継続的な改善を行い、より安全な教育研究環境を整えています。また研究環境を良好なものにすることで利用者や従事者等の疲労やストレスを軽減し健康を確保することが、ヒューマンエラーによる事故防止等を図ることができると考えています。また、多くの講習会等を開催しておりますので、安全衛生について十分な理解の修得にご協力ください。
2.バイオセーフティに関する講習会
- アイソトープ実験室利用者講習会
- 組換えDNA(動物実験)講習会
- 危機管理等に関する講習会(事故/インシデント・レポート)
- 倫理審査申請講習会
- 知財・成体物に関する講習会
- 病原体等安全管理に関する講習会
アイソトープ実験室利用者講習会
①更新・再登録
申請書提出 | 令和2年4月10日(金)締切 |
講習会(第1回) | 令和2年4月20日(月)16:00~17:00 10号館1階105カンファレンスルーム |
講習会(第2回) | 令和2年4月24日(金)16:00~17:00 10号館1階105カンファレンスルーム |
*希望日を選択
②新規登録申請書提出 | 令和2年4月10日(金)締切 |
講習会 | 令和2年5月13日(水)13:00~18:20(※) 10号館1階105カンファレンスルーム |
*新規登録者法定講習
(※)上記時間以外に別途管理区域立ち入りまで1時間以上の講習が課せられます。なお、他事業所で放射線業務従事履歴を有する方は、その事業所の発行する証明書(教育訓練、健康診断、被ばく、取扱歴)を提出することで、講習の一部が法律の規定により免除されます。(Unit1 Basic Courseの「RI、放射線の基礎知識」または大学院修士課程医科学研究方法論 ラジオアイソトープ実験方法論を受講した方は、法定講習6時間の内、1時間分が免除され、14時からの講習になります。)
3.健康管理
- 本学では、定期健康診断を毎年、5月と11月の2回実施しています。受診することが義務ですので、当該健康診断開催期間中に受診することをあらかじめ計画してください。
- 安全衛生管理室では、健康面の相談等を受け付けています。また学内で体調不良となった場合にも、ご利用ください。
受付時間:平日9:00~17:00、土曜日13:00まで(第二土曜日、日祭日を除く)
受付場所:安全衛生管理室 センチュリータワー北棟14階(内線3108)
災害補償(学生教育研究災害傷害保険等)
- 本学は、教育研究活動中の不慮の災害事故補償のために「学生教育研究災害傷害保険」の賛助会員となり、本学学生は全員が加入しています。(大学負担)
- この保険の対象となる事故が発生した場合、直ちに教務課(大学院担当)に報告してください。事故発生から30日以内に報告がない場合、保険金が支払われない場合があるのですみやかに届け出るようにしてください。
保険の概要について
- 正課中
①講義、実験・実習、演習または実技による授業(以下総称して「授業」といいます。)を受けている間をいい、次に掲げている間を含みます。
②指導教員の指示に基づき、卒業論文研究または学位論文研究に従事している間。ただし、もっぱら被保険者の私的生活にかかる場所においてこれらに従事している間を除きます。
③指導教員の指示に基づき授業の準備もしくは後始末を行っている間または、授業を行う場所、大学の図書館、資料室もしくは語学学習施設において研究活動を行っている間。 - 学校行事中
大学の主催する入学式、オリエンテーション、卒業式など教育活動の一環としての各種学校行事に参加している間。 - 1.2.以外で学校施設にいる間大学が教育活動のために所有、使用または管理している施設内にいる間。ただし、寄宿舎にいる間、大学が禁じた時間もしくは場所にいる間または大学が禁じた行為を行っている間を除きます。
- 学校施設外で大学に届け出た課外活動を行っている間
大学の規則に則した所定の手続により、大学の認めた学内学生団体の管理下で行う文化活動または体育活動を行っている間。ただし、山岳登肇やハンググライダーなど危険なスポーツを行っている間を除きます。 - 保険金が支払われない場合
故意、闘争行為、犯罪行為、疾病、地震、噴火、津波、戦争、暴動、放射線・放射能による傷害、無資格運転、酒酔い運転、施設外の課外活動で危険なスポーツを行っている間など。
1.キャリアパス
各研究分野のキャリアパスに応じて、進路選択指導が行われます。
キャリアパスの例については下記 HPをご参照ください。
キャリアパスの例については下記 HPをご参照ください。
2.PD(博士研究員)
博士課程修了後、各研究所・研究センターが募集する研究員として研究に従事することができます。
3.特別研究員・海外特別研究員
日本学術振興会の特別研究員・海外特別研究員制度は、大学院博士課程修了者で、優れた研究能力を有し、大学その他の研究機関で研究に専念することを希望する者を「特別研究員」に採用し、研究奨励金を支給する制度です。申請については研究戦略推進センター(A棟2階)にお問い合わせください。
その他、留学助成・研究助成等についても研究戦略推進センター等にて支援を行っております。
その他、留学助成・研究助成等についても研究戦略推進センター等にて支援を行っております。