医学研究科入試情報-修士 概要-

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パンフレット・説明会情報

●令和6年能登半島地震により被害に遭われた方々へ 2024年1月4日

人材養成の目的

修士課程は、医学以外の教育を受けた学生を受け入れ、医学・生命科学・医療学の知識を系統的に修得できるカリキュラムのもと、本学の学是「仁」の精神―常に相手の立場にたって物事を考え、他を思いやり、慈しむ心を兼ね備えた、次に掲げる“志高き医学・医療の研究者・高度専門職業人”を育成することを人材養成目的とする。

  1. 医科学コース
    ①展開医科学 学位プログラム
    医学・医療領域における基礎的・応用的研究の推進に貢献できる人材及び医療関係業務に関わる人材
    ②International Medical SciencesDegree Program
    医学・医療における基礎知識と技能を修得し、医科学分野における国際的な課題に対応すべく、問題解決の能力を主体的に高め、優れた言語運用能力を活かして、自らの研究成果を世界に向けて発信し、国際社会に貢献できる人材
    ③臨床遺伝学(遺伝カウンセリング) 学位プログラム
    認定遺伝カウンセラー養成課程。遺伝カウンセリングの実践に必要な専門的知識、カウンセリング理論と技法を体得し、遺伝医療を必要としている患者や家族に適切な遺伝情報や社会の支援体制などの情報を提供して、心理的、社会的サポ-トを通して当事者の自律的な意思決定を支援する、ゲノム医療に重要な役割を果たす人材
    ④データサイエンス 学位プログラム
    AIに関する知識とスキルを修得し、医療・健康・スポーツをはじめ、種々な場面で蓄積されたビッグデータを解析分析し、課題解決策や新たな価値を創造できる人材
  2. 公衆衛生学コース
    ①公衆衛生学・グローバルヘルス 学位プログラム
    ②クリニカル・トランスレーショナルサイエンス 学位プログラム
    疫学、生物統計学、社会科学・行動学、保健行政・医療管理学などを修め、臨床研究を実施するための実務・運営能力を身につけた高度専門職業人及び保健施策、健康指導、国際保健活動などグローバルヘルスの現場に必要とされる実践的能力を持った専門家等
    ③Global Health Degree Program
    教育・研究機関、政府機関、民間企業、国際機関において、公衆衛生およびグローバルヘルスの世界で活躍する人材
    ④ヘルスコミュニケーション 学位プログラム
    厚生労働省の医療通訳養成カリキュラムに基づく認定医療通訳者養成講座を修め、医療通訳に必要な専門的知識、技法を体得し、医療通訳を必要としている患者や家族に適切な支援を提供して、医療者と患者間のコミュニケーションを支援する、医療通訳に重要な役割を果たす人材

コース・プログラムの選択

入学試験の出願時に、以下のいずれかのコース・学位プログラムを選択していただきます。なお、開講される授業科目もコース・学位プログラム毎に異なりますので、予め授業科目一覧にてご確認ください。



医学研究科(修士課程)の特徴

幅広い受入体制

修士課程では志高い学習意欲を有し、大学卒業生又はそれと同等と認められる学力をもった人であれば誰でも学ぶことができます。また、本学は国際交流を推進しており、外国の大学で学ばれた方(帰国子女)や語学の堪能な方を広く募集しています。

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入学試験(語学試験)の免除

本学は国際交流を推進しており、外国の大学で学ばれた方(帰国子女)や語学の堪能な方を広く募集しています。そのため、口述試験時の参考資料として、語学検定試験(TOEFL, IELTS, TOEIC, JLPT等)の受験実績があり、基準を満たす場合には語学試験が免除されます(出願時に当該試験の5年以内のスコア証明書の提出が必要です)。

語学試験免除条件

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社会人大学院生・外国人留学生の受入

入学における特長として、社会人や外国に居住する人のための入試制度を用意しています。一部の科目では18時以降の夜間開講やe-learningによる受講により単位取得が可能なため、社会人の方でも通学しやすいカリキュラムとしています。
また外国人留学生の入試選抜も用意しており、国際交流センターでは入試から修了まで在学中の留学生支援を行っています。

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